質問するのは難しい…
そう感じ始めたのは
大学生の就職活動の頃からですね。
そして、社会人になりその思いは強くなっています。
質問することの難しさと質問する大切さを以前よりも日々感じています。
今回は、
『質問するスキル』を自分の成長に繋げる!
をキーワードにこの本をご紹介しますね。
目次
『質問するスキル』読みたいと思ったのは
この本を手に取った理由は、日々仕事をする上で質問する大切さを感じていたからです。
仕事を始めてから相手の望んでいることを理解して明確にしたいなと考える場面がとってもおおくなりました。
そのためには自分が理解していないことを質問することが大切だなと考えたのです。
この本のタイトル『質問するスキル』を自分も身につけて、より良い質問をしたい!
より良い質問をとおして、相手の考えと自分の考えやイメージを明確にしたいなと感じたのがこの本を読みたいと思った理由です。
この本を読んでいるときは、こんな問いを投げかけながら読んでみました。
『質問するスキル』への問い
自分の成長に役立てる質問のスキルを知りたい!
どうやったら質問するスキルが身につくの?
そもそも質問するスキルって何?
『質問するスキル』って要するに
『自分に質問する』ことが質問するスキルを高める大きなポイント
この本で指摘しているように
「どう質問するか」より、「何を質問しなければならないのか」を自分に質問しながら考える。
仕様の奥にある「要求」は何か自分にも質問しながら考える。
質問する時は、自分は右に降りているか、左に上っているのか、自分に質問しながら考える。
『質問するスキル』3つのキーワード
「どう質問するか」より、「何を質問しなければならないのか」のほうが重要
質問するスキルには4つの要素
- 1「抽象化思考」
- 相手の言っていることは、「つまり、どういうことなのか」をつかむ力です。相手の言っていることを「咀嚼」「要約」する。
- 2「問いかけの技術」
- どんなふうに相手に質問すればいいか。「オープンクエスチョン」や「5W1H」といった問いかけの仕方や、問いかけるタイミングなどですね。テクニックの部分です。
- 3「フィードバック」
- コミュニケーションを取るとき、「相手にちゃんと伝わっているだろうか?」と気になるものです。このとき、「あなたの言いたいことはこういうことですね」とか、「あなたの言いたいこと、わかっていますよ」と相手にフィードバックをしてあげる。相手が話したことを受けとめて、抽象化して、「それはつまりこういうことをおっしゃっていますか?」「私はこういうふうに理解しました」と、自分の考えていることを返してあげる。
- 4「議論の見える化」
- バリューエンジニアリング的思考
- 左方向の思考は非常に重要です。左方向に進めば抽象度が高くなって自由度も高くなり、適用度も高くなります。これを「VE的思考」と呼んでいます。
『質問するスキル』を鍛える1つの行動
『自分に質問する』
自分に質問しながら考える。
『質問するスキル』の大切なキーワード
- 実は「どう質問するか」より、「何を質問しなければならないのか」のほうが重要です。何を聞くべきかをよくわからないままテクニック(例えば「オープンクエスチョンの方法」)をマスターしても、そもそも聞きたいことは何なのか、聞くべきことは何なのかがわかっていなければ、テクニックを持っていても宝の持ち腐れです。
- 質問の効用
- 1つめは「情報を引き出す」。
- 2つめは「思考を促す」。良い質問は、良い思考を促します。
- 3つめの効用は「よい関係を築く」。
- 質問するスキルには4つの要素
- 1つめが「抽象化思考」です。相手の言っていることは、「つまり、どういうことなのか」をつかむ力です。相手の言っていることを「咀嚼」「要約」する。
- 2つめが「問いかけの技術」です。どんなふうに相手に質問すればいいか。「オープンクエスチョン」や「5W1H」といった問いかけの仕方や、問いかけるタイミングなどですね。テクニックの部分です。
- 3つめが「フィードバック」です。コミュニケーションを取るとき、「相手にちゃんと伝わっているだろうか?」と気になるものです。このとき、「あなたの言いたいことはこういうことですね」とか、「あなたの言いたいこと、わかっていますよ」と相手にフィードバックをしてあげる。相手が話したことを受けとめて、抽象化して、「それはつまりこういうことをおっしゃっていますか?」「私はこういうふうに理解しました」と、自分の考えていることを返してあげる。
- 4つめが「議論の見える化」です。
- 要求を引き出し、それを理解することはプロでも難しい。その奥には「うまく質問ができない」という問題が隠れているんですね。
- 要求を理解するのは難しい。大きな要因は3つあります。
- 1つは「言葉の壁」。
- もう1つは「抽象度の壁」。
- 最後は「意識の壁」です。
- 仕様の奥にある「要求」を知ることが、仕事においては非常に重要です。
- 要求はどんどん上に上っていける。「机をそろえなくてもいいようにしたい」「多様な人数に対応したい」「好きな向きで座れるようにしたい」という要求は、「利用者の使い勝手を高めたい」という上位要求にできます。要求には階層があるけれども、仕様には階層がない。これは覚えておいてください。
- バリューエンジニアリング的思考 左方向の思考は非常に重要です。左方向に進めば抽象度が高くなって自由度も高くなり、適用度も高くなります。これを「VE的思考」と呼んでいます。
- 質問の仕方や言い回しよりも、どちらの方向に向かって質問すべきかどうかが大切。
- 自分は、右に降りているか、左に上っているのか、それを自覚できるようになってほしい。
まとめ
今回の『質問するスキル』を読む時間は、質問することを考えるいい時間でした。
質問するのは何を質問しなければならないのか。何を質問したいのか。
実は、相手に質問する前に『自分に質問する』ことが質問するスキルを高める大きなポイントだと感じました。
自分は何を相手に聞きたいのか。
自分は何を知りたいのか。
その聞きたいことがハッキリさせることがとっても大切。
そう考えました。
最後に
「どう質問するか」より、「何を質問しなければならないのか」のほうが重要だと意識して質問する。
仕様の奥にある「要求」を知ることが、非常に重要。
質問する時は、自分は右に降りているか、左に上っているのか、それを自覚できるよう意識する。
このことを意識して、自分にも相手にも良い質問をしていきたい!
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